木になる紙の新たな取組み

小規模林家の間伐の仕組化に向けて

五木村の森林保有は「小規模零細かつ分散的」な構造となっている。よって、施業を望む小規模な森林所有者がいても、面積確保(集約化)ができないと採算が合わないため施業出来ないという二次的に発生する課題によって適切な森林経営管理が行えないというミスマッチが起きており、加えて高齢化という構造的課題がのしかかっている状況である。

50年生以上の人工林が約9割と成熟している今の森林資源を適切に整備管理し、その多面的機能を発揮させていくには、現行の大規模集約型施業を補完する「小規模零細かつ分散的な森林保有構造」に応じた小規模な森林経営管理(以下「小さな林業」という。)に1日でも早く取り組み実現させる必要がある。

その取り組みを実現させるべく林家と五木村森林組合や関係者と協議を重ね、小規模間伐の仕組に向けた取り組みを始めた。

例えば1haから出るAb材で40m3ほど、CD材は約10m3である。森林を手放そうとしている小規模林家へ、間伐を進め、間伐材の有効活用の為に、現地視察から始めた。

(視察日 : 2024年1月17日)