仕組み

森林環境を守る仕組み

01 間伐材を原料の一部に利用

スギやヒノキの人工林を育てるには、途中で「間伐」という、木の間引き作業をする必要があります。

しかし、間伐材は細くて柱などには不向きであるという理由で山に捨てられたり、お金にならないという理由で間伐自体がされないこともあります。「木になる紙」は、これまで捨ててしまっていた間伐材を細かく砕き原料の一部に用いて間伐の推進や資源の有効利用に取り組んでいます。

02 売上げの一部を山(森林所有者など)に還元

「木になる紙」の特長は、売上げの一部が森林を手入れする人へ還元される点です。例えば、A4コピー用紙一箱(2,500 枚)ごとに約50 円が間伐材を供給した森林所有者に還元する仕組みです。

木になる紙の購入が森林を手入れする人々の支援につながり、間伐を促進します。

03 グリーン購入法評価とCO2 クレジットの付与

グリーン購入法では総合評価価値が86 点と高評価を得ています。紙の使用で間伐が推進され、土砂災害や地球温暖化を防ぎ、森林の育成につながります。また、カーボンオフセットに使用できるCO2 クレジットが付与されており、二酸化炭素を相殺できます。

例えば、A4用紙1 枚にはカーボンオフセットクレジット1kg が付与されています。